実習生の声
技能実習生の声
☆技能実習生へのインタビュー
社会福祉法人 晋栄福祉会 特別養護老人ホーム「中山ちどり」で働く3名に聞きました。
Dang Thi Kieu キュウさん(ダックラック省 出身)
Nguyen Thi Thuy Trang チャンさん(クアンチ省 出身)
Nguyen Xuan Thu Hien ヒエンさん(フエ 出身)
【インタビューの内容】
Q:日本での生活は慣れましたか?
A:慣れました。とても寒いですが。
Q:毎日の食事はどうしてますか?
A:自分たちで作っています。食事を作るのも食べるのもキュウさんが一番です。
Q:入国後講習を行っているポプラ研修センター。日本語の勉強は、はかどっていますか?
A:共に勉強している他国の人たちとも友達になりました。お互い、日本語で話しをしています。日本語の勉強(会話)は、そんなに難しくないです。土曜日・日曜日はお休みです。阪急バスを使って池田駅まで行っています。
Q:日本語の会話は、難しいですか?
A:先生や生徒同士の会話は、問題有りません。ただ外出する時は、不安に感じます。
Q:介護の日本語は難しいですか?
A:ここでは会話中心の勉強をしています。漢字を書くのは難しいかも知れませんが、この講習中に、ちょっとでも見て、意味が分かる漢字の数を増やしていきたいです。
Q:介護の実習の授業は難しいですか?
A:実技自体は、そんなに難しいとは思いません。ただ利用者さんやまわりの方たちへの“声掛け”が難しいです。そのタイミングやどんな言葉がかければいいのか等、でいつも頭を悩ましています。
Q:来月から施設で働くことになります。不安は何ですか?
A:“聞く”ことが特に難しいです。早口で言う人、地方の方言、利用者さん特有の言い回し等、理解できるかどうか・・・・・
Q:家族とは、毎日連絡していますか?
A:スマホで連絡しています。チャンさんは毎日、他の2人は週3・4日ペースで連絡しています。
Q:勤務先となる中山ちどりで、すでに働いているベトナム人職員とは連絡を取っていますか?
A:5人のベトナム人職員がいますが、連絡はしています。
Q:職場環境について。重要だと思っていることは何ですか?
A:人間関係でしょうか。職場の先輩、利用者さんといい関係を築いていきたいです。
Q:今の生活環境はどうですか?
A:センターから歩いて3分のところに住んでいます。早くて夜9時ごろ、遅くて夜11時ごろに寝て、朝は7時半ごろに起きてます。授業は9時から始まります。
Q:今後の抱負は何ですか?
A:日本人の方とコミュニケーションが取れるよう、日本語の勉強も頑張っていきたいです。
※機関紙「ひょうごの福祉」 2020年3月号より